【c6553】グラス / Bolgeblick[Riihimaen lasi(KARHULA-IITTALA) / Finland]
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現在もイッタラで製作が続く「アイノアアルト」シリーズの原型となるBolgeblick(ボルゲブリック)。こちらは現在のイッタラで生産される前の時代、1961-85年頃のRiihimaen lasiもしくは1951-60年のKARHULA-IITTALAで製作されたものです。
Bolgeblickとは「石を水に投げ入れた時に水面に現れる波紋」を意味するスウェーデン語です。もともとは1932年に開かれたKARHULAのデザインコンペでプレスガラス部門において2位を受賞したアイノ・アアルトデザインのBolgeblick(ボルゲブリック)。当時のプレスガラスの弱みであった「気泡」「粗さ」「サイズ差」を、デザインに段差を設けることで目立たなくさせて、またスタッキング等のしやすさで機能性も増したものとして設計されたようです。
その後1934年にカルフラで初期製作が始まり、改良を続けながら現代へと製作が続いています。不明瞭な点も多いのですが、現状での把握は下記のとおりです。
□1934-35 KARHULA/品番4032
□1935-38 KARHULA/品番4056
□1939-45 戦時中/ライトグリーン色のみ製作?
□1951-60 KARHULA-IITTALA ⇦
□1960-85 Riihimaen Lasi ⇦
□1985- iittala(初期は型吹き(品番2049)/後にプレスガラスに変更)
製作初期から親会社の変遷も含め、製作元や製作方法・サイズ等を改良しながら現代へと続いているロングセラーアイテムであり、その時代ごとに少しずつ異なる特徴が見られます。こちらの品はサイズは現行品とほぼ同じですが、底は薄く現行のAino Aaltoと比較するとやや重量が軽い仕上がりとなっています。依頼した現地のオークションハウスによると「1951-60年製のKARHULA-IITTALA製」との事でしたが、比較すると全体的にプレスによる製造跡が強く出ており、その後のRiihimaen lasiの製造である可能性が高いように思われます。
同等のコンディションで複数入荷しており、画像はその中の無作為で選んだ1点となります。ダメージや極端な表情の差はありませんが、個体ごとに経年による淡い擦れや、製造時の工場基準として許容範囲であった「気泡」や「ガラスの歪み」、若干のサイズ差がありえます。どうぞその旨ご了承くださいませ。同時に複数ご依頼の際は在庫の中でより相性のよいと思われる組み合わせにてご用意させて頂きます。
サイズ:直径75(上部)×高さ89(mm) / 約220ml
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